評価し任せてもらえる
迷わずチャレンジできる

涙を流してお礼を言われた
この仕事だと思った

（※このインタビューは全て日本語で行っています）
日本にはいつ、どちらの国から
いらっしゃったのでしょうか？

2012年の8月にネパールから来たのが最初ですね。

となるともう10年以上。
最初からキャリアリンクファクトリーでお仕事を？

いえ、始めは大手物販のフランチャイズに社員として務め、
のちにマネージャーとなりました。
海外から来る人たちにその会社の仕事を教えたり、
全体をマネジメントしたりですね。

どういったきっかけでキャリアリンクファクトリーに
ジョインしたのですか？

その仕事をしているときに、
キャリアリンクファクトリーの方とお話する機会があったんです。
いまの上司なんですけどね。
そこで、私の人脈から15名ほど、外国籍留学生を紹介したのがきっかけです。

そこで間をとりもったと。

そうですね。
留学生は日本語が話せませんから、私がその間に入って調整役をして。

留学生の方の反応はいかがでしたか…？

なんと、私の自宅まで来てくれて、涙を流して感謝されたんです。
そんな経験これまでなかった。
こんなに喜んでもらえる仕事があるんだ、その「ありがとう」を聞いたら、
その時の仕事よりもこっちじゃないかと思ったんですね。

八方塞がりだった来日時
気持ちで突破し今がある

仕事の斡旋、
二国間を取り持てるほど日本語を話せるようになるのは
時間はかかりましたか？

最初日本に来たときは、3ヶ月間、毎日泣いていました。
何もわからない、日本語学校も生活のフォローまではしてくれない、
自分の気持ちを誰にも伝えられない、先輩もいない。その繰り返しでした。
何も方法がない、日本語を勉強するしかなかった。

今ではこのインタビューもそうですが、
会社ではオンラインミーティングでも電話でも、
全て日本語でされていますね。

はい、時間はかかりましたが今は言葉の不自由はありません。
ただ、最初にとても苦労したからこそ、
日本に初めてくる外国籍の人たちの気持ちがわかるんです。
言葉だけでなく、何に困っているかも。

「お兄ちゃん」として
真心こめてサポートする

具体的には、キャリアリンクファクトリーでは
どのようなお仕事をされていますか？

いろいろとあります。
例えば日本に来たばかりの人たちには「在留カードをなくしたらどうするか」
「自転車が盗難にあったら」など、そういったことも細かくサポートしたり。
また、日本語学校を卒業する方には専門学校の紹介、
その次は就職先の紹介、と3つの段階にわかれていますね。

キャリアリンクファクトリーにとっても、
現地の言葉や英語で話してくれるのは、
とても助かると思います。

自分の役目のひとつはそれだと思っているので、
日本人の社員の人の助けになっていきたいですね。

日本に来ている外国籍の方には心強い存在ですね。

お兄ちゃんみたいな感じね(笑)

年間ではどれくらいの外国の方と関わりますか？

だいたい…1,500人くらいかな。
数えきれない、というのがほんとかも。